【中学・高校受験に必須】英検で得られる優遇措置＆合格の近道とは？
【中学・高校受験に必須】英検で得られる優遇措置＆合格の近道とは？
「英検って受験に有利って聞いたけど本当？」
「具体的にどれだけ受験に有利になるの？」
このような疑問を持っている小中学生や保護者の方も多いのではないでしょうか？
英検（実用英語技能検定）は、英語の4技能（読む・書く・聞く・話す）をバランスよく測定する資格試験で、多くの学校や教育機関で高く評価されています。
特に近年では、中学受験や高校受験において、内申点や受験での加点、英語試験の免除などの優遇措置が取られる学校も増えており、取得しておくことで合格の可能性を高めることができます。
そのような事情もあって、なんと年間の受験者数は延べ450万人超！
本記事では、英検がどのように受験に有利になるのか、具体的なメリットや活用方法について詳しく解説します。
英検が中学・高校受験に有利と言われる理由は？
英検を保有していると受験に有利と言われていますが、以下ではその理由をご紹介します。
中学受験での英検のメリット
1. 受験資格を得られる
英検を取得することで、特定の学校や入試形式の受験資格を得られる場合があります。特に、英語に力を入れている学校や国際クラスでは、このような優遇措置が多い傾向にあります。
2. 得点加点や判定優遇を受けられる
英検を取得していると、中学受験の際に得点加点や判定優遇を受けられることがあります。
具体的には、
★ 英語の学科試験に一定の点数が加点される
★ 取得級に応じた点数が試験の総得点に加点される
加算される点数は学校によって異なりますが、基本的に級の難易度が上がるほど加点される点数も高くなる傾向があります。
3. 英語試験免除
英検を取得していると、中学受験の英語試験が免除される場合もあります。
特に準2級以上の取得者には英語試験免除の措置をとる学校が増えています。
4. 奨学金制度や特待生制度の対象になる
英検の取得によって、奨学金制度や特待生制度などの経済的支援を受けられる学校もあります。
特に、上位級（準2級・2級以上）を取得していると、入学金や授業料の減免が適用されるケースもあります。
高校受験での英検のメリット
1. 内申点アップにつながる！
英検を取得すると、学校の「内申点」（調査書）で加点されることがあります。
特に、公立中学や高校では、英検3級以上を持っていると評価がプラスになるケースが多く、志望校合格に有利になります。
例えば、仙台市の場合では、「共通選抜」や「特色選抜」といった方法で入試が実施されますが、いずれも調査表の内容が考慮されることになります。英検の取得は特別活動等の記録に記載することにより、アピールすることができます。
最近では、単に学業だけではなく、学業以外の活動を重要視したり、国際的に活躍できる素養を重要視する傾向がありますので、英検を保有していれば有利に働く可能性があります。
2. 入試に「加点」「点数保証」される場合がある
英検を取得すると、受験時に点数が加点されたり、得点保証を受けられるケースもあります。
例えば、大阪府の公立高校入試では、英検2級以上を取得していると、英語の試験で得点保証を受けることができます。
★ 英検2級：英語の得点が80％保証
★ 英検準1級・1級：英語の得点が100％保証
試験当日に体調不良で英語の試験がうまくいかなかったとしても、英検2級を持っていれば最低でも80％の得点が保証されるため、大きな安心材料になります。
特に本番の英語の試験が難しかったときなどは、英検を保有していることで他の受験生に差をつけることができる上、英語の得点が確保されることで、数学や国語など他の科目に集中することができ、難関校の合格率を大幅に高めることが可能です。
中高入試だけでは終わらない！大学入試にも役立つ！
英検取得のメリットは中学受験・高校受験に限りません。
英検は一度合格すると一生保有することになりますので、その後の大学入試の際にも役立つことがあります。
例えば、英検2級・準1級以上を取得していると、一部の大学で英語試験が免除されることがあります。
また、大学入試共通テストの英語試験を英検のスコアで代替できる大学も増えています。小中学生のうちに英検を取得しておくことで、将来的な選択肢を広げることができます。
まず目指すべきは何級？
各級のレベルと合格率は以下のとおりです。
中学受験では４級から優遇措置を設定している学校が多いことから、まずは４級取得を目標にしましょう。
また、高校受験では、３級・準２級から優遇措置を設定している学校が多いことから、まずは３級を早期に取得することを目標に、取得出来たらさらに上位級を目指して学習することがいいと思います。
受験は「準会場」がおすすめ
英検を受験する際には「本会場」と「準会場」の2種類の試験会場があります。
多くの英会話教室や学校が準会場として登録されており、受験生は準会場で英検を受けることができます。
「準会場」は、受験場所が身近で、移動の負担が少ないため、特に小学生や中学生にとっては、リラックスした状態で試験に臨め、保護者も送迎の負担が少なくなるのは大きなメリットだといえます。
準会場で受験すると、本会場に比べて受験料が安くなるというメリットもあり、本会場と準会場では1,000円近くの差があることも！
準会場での受験は、英会話教室や学校を通じて申し込むことができます。
本会場では個人で申し込む必要がありますが、準会場では教室や学校が手続きをサポートしてくれるため、手間がかかりません。
英検合格の近道！英会話学校を活用するメリット
英検合格のためには、過去問演習・リスニング＆スピーキングの強化・計画的な学習が重要ですが、これらを効率的に進めるには英会話学校を活用するのが最も効果的です。
独学でも勉強は可能ですが、英会話学校を活用することで、より短期間で確実に合格へと近づくことができます。
過去問対策を効率よく学べる
英検では過去問を解くことが最も効果的な対策ですが、ただ解くだけではなく、正しい解き方や傾向を分析することが重要です。
英会話学校では、経験豊富な講師が過去問の出題傾向を分析し、効率よく合格するための解き方を指導してくれます。
独学では「なぜ間違えたのか？」を深く理解するのが難しいこともありますが、講師の解説があれば、より早く苦手を克服できます。
リスニングとスピーキング力を短期間で向上
最近の英検では、「聞く力・話す力」が重視されています。リスニングやスピーキングは、独学だけでは限界があるため、英会話学校での学習が特におすすめです。
英会話学校では、ネイティブ講師や経験豊富な日本人講師と実際に話す機会が多いため、試験のスピーキング対策がスムーズに進みます。
また、模擬試験形式での練習を繰り返すことで、本番でも緊張せずに落ち着いて受験できるようになります。
計画的な学習ができる
英検の試験日は決まっているため、計画的に学習を進めることが大切です。しかし、独学だと「どの順番で何を勉強すればいいのか？」が分からず、計画通りに進められないこともあります。
特に、英検準会場として登録されている英会話学校では、試験スケジュールに合わせた特別カリキュラムが組まれていることが多く、計画的に学習を進めながら確実に合格を目指せます。
まとめ｜英検で受験を有利に進めよう！
英検は、中学・高校受験で内申点の加点や試験の得点保証といった優遇措置を受けられる重要な資格です。
特に英検3級以上を取得しておくと、入試で有利になるケースが多く、志望校合格の可能性が高まります。また、大学受験でも活用でき、将来の選択肢を広げるメリットもあります。
受験の成功には、準会場受験を活用し、効率的な学習方法を取り入れることが重要です。
特に、英会話学校では、過去問対策やリスニング・スピーキング力の向上をサポートしてくれるため、短期間で確実に合格を目指せます。英検を取得し、受験を有利に進めましょう！
※上記の内容は2025年3月時点での内容です。受験する学校に必ずご確認くださいますようお願いいたします。
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